歯の治療のことをイメージすると、治療中に歯にしみて痛かった経験を思い出すかもしれません。
口の中で繰り広げられるものはどうしても嫌なものですよね。
ホワイトニングの場合はどうなのでしょうか。
歯の治療のように、ドリルで歯を削ったりするわけではないので大丈夫そうですね。
ホワイトニングでしみることはあるの?
実はどのホワイトニング方法を選ぶかによって、大丈夫かが決まります。
つまりしみる場合もあればしみないこともあります。
どういうことでしょうか。
歯にしみる理由
まず、何がどうしみるのか説明したいと思います。
ホワイトニングは薬剤を歯に塗布するわけですが、塗布された薬剤は歯の表面のエナメル質を溶かしつつ内部にしみ込んでいきます。
エナメル質の下には神経につながる象牙質が控えています。
歯の色はこの象牙質がやや黄色っぽいところに由来していますが、ここを漂白することによって歯全体を白くすることができます。
象牙質には表層から中心に向かう管が放射状にあり、その中は特殊な液体で満たされています。
それぞれの管は神経につながっており、ホワイトニング剤がこの部分まで入り込んでいくと、神経が痛みとして反応する場合があります。
誰でもしみるわけではない
でも必ずしもしみるわけではありません。
オフィスホワイトニングなら、施術する歯科医師がそれぞれの歯の状態を見極めて塗布してくれますから、しみそうなところはスキップすることができます。
上手な医師ならしみることはないでしょう。
ホームホワイトニングの場合はしみやすいと言われています。
マウスピースを使って歯列全体に薬剤を塗布しますし、素人である自分ですから、一本一本の状態に配慮しにくいからです。
しみやすい状態の歯があっても、一括で進めるしかありません。
歯磨き粉タイプなら安心♪
ホワイトニングでも歯磨き粉タイプでしたら、それによってしみることはまずないでしょう。
ホワイトニング成分は弱めですから歯の神経を刺激するほどではないからです。
歯にしみることを心配せずに、毎日安心して使い続けることができるでしょう。