研磨剤入りのほうがホワイトニング効果は高い?

7 9月

研磨剤入りの歯磨き粉

市販の歯磨き粉のなかには、歯の着色がひどい場合のために研磨剤を配合しているものもあります。

毎日の歯磨きでというよりは、週に一回程度の頻度でたまった着色を取り除くためのものですね。

つまり歯の表面の着色をなくすことによって、歯を白く見せることができます。

一種のホワイトニングなのですが、ここには落とし穴があります。

研磨剤入りという意味

研磨剤というものは、物体の表面を削ったりざらざらにしたりすることが目的です。

ですから研磨剤入り歯磨き粉を使用すると、歯の表面をそのような状態にしていることになります。

着色の原因であるステインを取り除くだけでなく、歯の表層を筋状に削っているのです。

表面が細かい凸凹になることによって、当たった光が乱反射するようになります。

そうすると歯の周辺の光の量が多くなって、全体的に白っぽく見える、という仕組みです。

白く見えるので目的は達成しているように思えますが、実は一時的な効果しかありません。

歯の色自体は白くなっていないですし、歯の表面が傷ついているのは歯にとって良いはずがありません。

研磨剤入りの欠点

本来のホワイトニングならば、ホワイトニング剤の化学作用によって歯の象牙質を白くしていきます。

研磨剤入りの場合は、表面の乱反射で見た目が白っぽく見えるだけですから、すぐにその効果は失ってしまいます。

また、表面に傷が付くことによってそこに汚れが付きやすくなり、しかも取り除きにくい状態になります。

それを取り除こうと研磨剤をさらに使うことになり、悪循環に陥ります。

低研磨のものを選び、ホワイトニングは別途

それで、効果的にホワイトニングをしたいなら、研磨剤入り歯磨き粉ではなく、ホワイトニング剤入りの歯磨き粉を使うか、歯科医院でのホワイトニングをお勧めします。

ホワイトニング剤入りの歯磨き粉は緩やかな作用ですが、費用は高くないので手軽に始められますし、長く続けていきやすいと思います。

ホワイトニングにとって大切なのは、いかにしてずっと続けていくことができるかです。

歯磨き粉タイプのホワイトニング剤はピッタリだと思います。